「おひとりさま」というと、元々、配偶者やパートナーが居ない人、と思いがちですが、たとえ結婚していても、子どもがいたとしても、だれもがおひとりさまになる可能性がある、と考えたことはありますでしょうか。
今は自分も配偶者も元気だし、子どもや孫もいるし、私はおひとりさまには絶対にならないから大丈夫、誰かがどうにかしてくれるはず、そう思っている人が大半だと思います。
でも、あなたは配偶者や子どもと全く同時に亡くなることができるでしょうか。
残念ながら、人はひとりで亡くなっていくことがほとんどです。
いつかは一人になるかもしれない、と考えると、急に不安で落ち着かなくなったり、または、今からそんな先のことを心配しても仕方ないと思うかもしれません。
でも、もしも他人に迷惑をかけたくないと思っているのであれば、いつかは訪れる日のために、自分でしっかり考えたり、動いたりできるうちに、備えていくことをお勧めします。
主に準備した方が良いことは以下のとおりです。
□家の中のお片付け・いわゆる断捨離
□財産(預貯金や生命保険、不動産や自動車など)の洗い出しや見直し、または処分
□財産を誰に遺したいか、引き継いでもらいたいか考える
□借入残高の確認や繰上げ返済の検討
□各種ID・バスワード、サブスクなどのデジタル契約の整理
□親戚や知人の連絡先リストづくり
□ペットはだれに託したいか
□どういう介護を望むか
□どのような医療や治療を受けたいか
□葬儀をどう行なって欲しいか
□お墓をどうするか
これらは、市販されているエンディングノートにも項目があると思いますが、結構盛りだくさんですよね。
でも今からなら大丈夫、十分間に合います。
配偶者やパートナーがいる「おふたりさま」は、お互いの気持ちや思いを確かめ合いながら、おひとりさまの方は、信頼できる人に声を掛けながら、心身が健康なうちに備えを始めてみませんか。
一新総合法律事務所では、上の□にある項目について、「遺言書」で、具体的かつ法律的に有効になるよう、作成のご支援をさせていただいております。
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・50代からの終活のススメ
・50代からの終活のススメ②
・50代からの終活のススメ③〜いつかは・だれもが・おひとりさま?備えは今から〜
・50代からの終活のススメ④~遺された人の立場で考えてみませんか~
・50代からの終活のススメ⑤
・50代からの終活のススメ⑥あらためて…50代から終活を考える
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