弁護士のイメージ…
「弁護士事務所は敷居が高い」、「弁護士は偉そう」、「怖い」、「些細なことを相談すると怒られそう」と言われることがあります。
私は以前公務員として働いていた時期があり、弁護士と関わる仕事をすると「弁護士って偉そうだな」「弁護士って怖い」と思っていました。
現在は弁護士となり、法律相談の重要性を実感しています。
些細なことでも相談すると不安が解消されます。
さらに重要な法律問題の見落としを回避できることがあります。
相続のトラブルについて
相談の重要性を考える例として友人の相続の話を紹介します。
友人の祖父は多くの土地を持つ地主でした。
祖父は奥様を亡くし、新しいパートナーと再婚しました。
再婚してから祖父が亡くなるまで、身の回りのお世話は叔父(祖父の息子)がしていました。
亡くなった後、親族で話し合い、苦労した叔父に遺産を多く分けることにしました。
しかし、いざ遺産を分ける頃、遺産を全て義理の祖母に譲ると書かれた遺言が見つかりました。
親族達は苦労した叔父に少しでも遺産を譲ってもらえないか話をしましたが、義理の祖母は拒否しました。
親族達は身内で争うことは避けたいと思い、先祖代々守ってきた土地を大事にして欲しいと伝え、義理の祖母に全ての財産を託しました。
その後、義理の祖母は全ての財産を処分し、単価の高い老人ホームに入居したそうです。
以上の話の中では「遺言書の有効性」と「遺留分」の法律問題が見落とされています。
もしこの2つの法律問題知っていれば、叔父にも遺産を分けることができたかもしれません。
まずはお気軽にご相談ください
しかし、友人の話では「相談したくても弁護士事務所は敷居が高い」とのことでした。
敷居が高いと思う要因として「法律=裁判」のイメージがあると思います。
裁判になると法廷でいろいろ聞かれてしまうのではないかと考え、怖くなります。
実際の法律問題は話し合いや交渉で解決することが多く、全て裁判で決着するわけではありません。
何かがおかしいと思う時に法律家に相談をすれば、法律問題の見落としを回避できます。
弁護士事務所は敷居が高いと思ったとしても、相談してよかったと思えることはたくさんあります。
お困りの際はいつでも一新総合法律事務所にお電話いただければと思います。
◆当事務所では、皆様の思いを遺言書やエンディングノートにまとめるお手伝いをいたします。
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