年末年始はゆっくり過ごされましたでしょうか。
久しぶりに親子の会話を楽しんだ方もいらっしゃったと思います。
年末のコラムでは、「親から何かやってもらいたいときは、まず自分が行動することが大切」、と書かせていただきましたが、「若いうちからエンディングノートを書くなんて」と思われた方もいらっしゃると思います。
ましてや「遺言書なんてまだまだ早い」と思われた方がほとんどなのではないでしょうか。
ところがこれらの「終活」ですが、最近は50代からはじめる方が多くなっているそうです。
なぜ50代から始めるのか、ということを少し調べたり、考えたりしてみました。
大きく分けると以下のようになると思います。
1 セカンドライフを考える年代
2 親の介護・看取りの経験
3 子どもたちの独立
4 時間やお金、気持ちの余裕
5 今ならまだ自分で考え・行動できる
人生の最終章が近くなってから備えるよりは、少し余裕のあるうちに考えたり行動する方が良いと思います。
なぜなら、頭も心身もしっかりしているときであれば、悲壮感を感じることなく、冷静に・客観的に検討できるからです。(人によっては、または宗教観の違いなどから、もしも死期が近づいたことを自覚してからも、怖さや焦りを感じることなく、落ち着いて最期の準備ができる人もいるかもしれませんが…。)
今年は、50代からの終活について、何回かに分けて書かせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆シリーズ記事はこちら◆
・50代からの終活のススメ
・50代からの終活のススメ②
・50代からの終活のススメ③〜いつかは・だれもが・おひとりさま?備えは今から〜
・50代からの終活のススメ④~遺された人の立場で考えてみませんか~
・50代からの終活のススメ⑤
・50代からの終活のススメ⑥あらためて…50代から終活を考える