大掃除
これまでの年末は、職場や家の中の大掃除をして、身も心もスッキリさせて新年を迎えましょう、というのが当たり前とされていました。
でも今年は、おうち時間がたくさんありましたし、新型ウイルス感染防止の観点から、常に身の回りの衛生に気をつけていた方が多く、あらためて年末に大掃除をしなくても、すでにあちこちピカピカ状態で、大掃除の必要があまりないです、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年末にまとめて大掃除をしてスッキリ、でも掃除が終わってぐったり寝正月‥、ではなく、いつでも・時間あるときに・自分のペースで・少しずつきれいにすれば、これまで気忙しく、ちょっとイライラしながら過ごしていた年末の数日を、ゆっくりと今年やこれまでの自分を振り返り、大切な家族のことを思う時間に変えられます。
今年は身の回りの大掃除ではなく、自分自身の頭の中と心のモヤモヤにハタキがけしてみませんか。
そのときには、いわゆる「エンディングノート」もお役に立ちますよ。
二年参りと初詣
2年参りや初詣は分散して行きましょう、と盛んに言われています。
YouTube等で初詣ができますし、オンラインでお守りやお札の事前予約・授与ができるようです。
直接初詣に赴けなくても、御利益(ごりやく)は変わらないそうです。
なかなか行くことが出来ないような遠方の神社仏閣の参拝をすることができたり、人混みを避け、パソコンやスマートフォンから身も心も清められるなんて、本当にありがたいですね。
私は疫病退散とコラムを読んでくださっている皆様のご健康をお願いしたいと思います。
さて、皆様のお願い事は何でしょうか?
静かな年末年始を
豪華なおせち料理を囲んで、家族でお正月を迎えることを楽しみにしている方も多いでしょう。
ただ2021年のお正月は、「少人数で静かな年末年始を過ごしてください」、「家の中でもマスクを」「普段顔を合わせない人との飲食は極力控えましょう」、などなど、政府や各自治体からの大号令があり、久しぶりの家族団らんの機会すら奪われそうです。
お盆休みに引き続き、オンラインでの帰省に変更せざるを得ない方も多くいらっしゃるでしょう。
体温が感じられるほどの距離での会話ができなくなって久しく、ホンネで話す時間もすっかり少なくなりました。
そんなときには、心穏やかに「家族にラブレターを書くこと」をオススメしたいと思います。
書いた後、すぐに家族に送るもよしですが、じっくりと読み返し、推敲し、遺言書の形式に整えるのもよいと思います。
年明けには、生前対策セミナーで、遺言書の書き方などについて、弁護士が優しく・丁寧にご説明いたしますので、ご参加をご検討いただければ幸いです。(詳しくはこちら)
本年もコラムをお読みいただき、ありがとうございました。
来年は皆様にとりまして、たくさんの明るい話題がある1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
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