ただでさえ寒くて籠もりがちの上、Go To 企画もやや自粛ムードで、ますますおうち時間が増えているこの冬。
特に高齢の方が人と会うことを控え、家の中でこたつに入ってゴロゴロしてばかりでは、フレイルが進行してしまう恐れがあります。
(※フレイルとは…「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。詳細はこちらです。)
筋力低下→基礎代謝低下→食欲や摂取量の低下→低栄養→動きたくない・動けない→認知機能の低下…という悪いスパイラルに陥らないように、今のうちに対策を講じていきましょう。
コロナ禍でのフレイル予防の三要素である、「栄養摂取」・「軽い運動」・「人との繋がり」は、家庭内でもお互いの声掛けや関心を持つことで、十分実行できることだと思います。
たとえば近所のスーパーに歩いて買い物に行くことで、軽い運動になりますし、栄養のある献立作りを考えながら買い物をすることで、頭の体操にもなります。
そしてスーパーの店員さんやご近所の方と会話をすることもできるでしょう。
普段はあまり家事をしていない家族に、家の掃除や洗濯物干しを頼み、軽い運動をしてもらうのもいいかもしれないですね。
その時は、「自分とはやり方が違う!」とイラッとしたとしても、決して言葉には出さずに、微笑みながら「ありがとう。またよろしくね」ときちんと感謝の気持ちを示されることをお勧めします。
ちょっとした我慢が必要でしょうか。
また、スキンシップをすることで、幸せホルモンが分泌され、ストレスも緩和されると言われていますので、ご夫婦や親子で軽いストレッチを一緒にやるのも良いですね。
夫婦や親子が明るく、仲良く暮らすことで、相続争いを防ぐこともできると思いますし、認知機能を保つためにも大切です。
感染予防対策をしっかりしながら、おうち時間と、ちょっとした外出を楽しんでいきましょう。ソーシャルディスタンスは確保しなければならないですが、家族やともだちとの心の距離は縮めていきたいものですね。
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