「終活」という言葉をご存じでしょうか。
2009年に「葬儀・墓の準備」を指す造語として、メディア(週間朝日)によって作り出された言葉です。
私の所属する終活カウンセラー協会では、終活を以下のように定義しています。
「終活」とは、人生の終焉を考えることを通じて、自分をみつめ、今をより良く、自分らしく生きる活動
日本の65歳以上の高齢者人口は過去最高の3558万人で、総人口に占める割合は28.1%になりました(平成30年10月1日現在)。
国連やWHOでは、65歳以上の人口割合が7%超で「高齢化社会」、65歳以上の人口割合が14%超で「高齢社会」、65歳以上の人口割合が21%超で「超高齢社会」としていますから、現在の日本は「超超高齢社会」の状態にあると言えます。
将来は、総人口の約半数が65歳以上とも言われています。
高齢化が進む状況だからこそ、高齢者が生き甲斐を持って、活き活きと生きることが大切です。
また、高齢化と共に、単独世帯が増加しています。
2040年には単独世帯の割合は約40%に達すると予測されています。これによって、人の死(葬送)の主体が、地域→家族→個人へと狭まっています。
つまり、「死」について、自分で考えなければならない時代になっているのです。
このような社会背景などから、「終活」の必要性が高まっています。
「終活」と言われても、何をしたらよいか分からない…
エンディングノートを書いてみましょう!
エンディングノートを書くことは、「終活」への一番の近道です。