セカンドライフはいつから?
一新総合法律事務所主催では、本年11月に、「セカンドライフを考える」というセミナーを開催しました。
セミナーに参加された50代後半から60代の方からは、「これまでの自分を振り返り、これからの人生を思い描く良い機会になった」という感想をいただきました。
セミナー当日の様子はこちらをご覧ください。
60歳の定年までなんとか勤め上げ、あとはゆっくりと余生を過ごしたい、と思っていたはずなのに、法改正による定年延長や再雇用により、いつの間にか65歳まで、もしかすると70歳になるまで同じ職場で働く事になる、いえ、働かせていただけるようになることになるかもしれません。
ライフプランがかなり変わってしまった(>_<)と感じておられる方も多いと思います。
人生100年時代を生き抜く
今は人生100年時代と言われていますので、仮に70歳まで働いても、亡くなるまでは30年もあることになります。
この長い時間をどう過ごすのか、はたして健康なままでいられるのか、それとも寝たきり状態や判断能力を失ったまま何年も生きるのか、誰にもわかりません。
どうやら老後の時間はたっぷりありそうですが、はたして収入や蓄えはどうでしょうか。
年金支給時期も不確定、とにかくお金のことが心配、という方は多いのではないでしょうか。
弁護士もお手伝いできます
法律事務所・弁護士としては、年金や投資のご相談をお受けすることは難しいですが、財産の管理についてはお力になることができます。
たとえば、ご自身の財産の管理や各種支払が不安になった時のために、あらかじめ財産管理・任意後見の契約をし、管理者を決めておくというものです。
他人にご自身の財産管理や支払を任せることに抵抗がある方は、家族信託で家族に管理を任せる方法もあります。
また、健康なうちに、ご自身がどういう医療・治療を受けたいか、または受けないのか、そしてどこで、どのような最期を迎えたいのかについても、是非ご検討いただきたいと思います。
(「人生会議(アドバンスケアプランニング)」や「尊厳死」の手続については、またいつか機会があれば、ご紹介させていただきたいと思います。)
生前対策について考え、一新総合法律事務所の生前対策セミナーに足を運ばれたり、弁護士に相談されたにもかかわらず、なぜかその後、「まだ早いから」とか、「今はまだ大丈夫」と仰って、次にお会いした時には、決断ができなくなってしまっていた、という方が多勢いらっしゃいます。
お元気なうちに、そして頭やお気持ちがしっかりしている間に、きちんと考え、準備していただくことが肝要です。
早すぎる、ということは決してありません。
「いろいろ準備しなくちゃ」と思った時がその時です。
一新総合法律事務所では、遺言や相続のご相談を、初回45分相談料無料でお受けいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。