解決事例

2018.04.26

解決事例

争いになっている

遺産を巡りきょうだいで争いになっている

【事案の概要】

Aさんは60代の男性です。

このたび、自宅で同居していた父親が亡くなりました。

 

Aさんには同じ60代の兄(Bさん)と妹(Cさん)がおり、母親はすでに亡くなっていました。

Aさんと父親は新潟県の自宅に住んでおり、兄と妹は県外に住んでいました。

父親の遺産としては、自宅土地建物、預金、株式等があり、遺言は遺していませんでした。

 

Aさんは、Bさん、Cさんとはこれまであまり連絡をとっていませんでしたが、父が亡くなったことで遺産分割の話をしなければならないと思い、電話で連絡をとってみました。

 

しかしBさん、Cさんのいずれも、自分が多く遺産を譲り受けるべきだということや、Aさんは信用できないから相続手続きを任せることはできないといった話を一方的にするのみで、顔を合わせての話合いは拒否されました。

 

そのためAさんは、BさんとCさんに対して書面で分割案などを送ってみましたが、それでも話し合いは進みませんでした。

 

そこでAさんは、弁護士に相談し、相続について弁護士に委任することにしました。

 

弁護士は、改めてBさんとCさんに対し、文書を送付して遺産の一覧とそれぞれの法定相続分を説明し、遺産分割の案を提示しました。

そして、Bさん、Cさんとの間で交渉を重ねた結果、法定相続分のとおりの適切な内容で遺産分割の合意を行い、解決に至ることができました。

 

 

 

【弁護士の解説】

親族が亡くなり、その親族が遺言を遺していなかった場合、その相続人は亡くなった方の遺産を分けるための協議を行う必要があり、この協議を「遺産分割協議」といいます。

 

相続人同士で遺産分割協議を行い、そこで話合いがまとまれば問題はありません。

しかし、誰がどの遺産を譲り受けるかという分割内容について意見が分かれたり、相続人が遠隔地にいて話合いが困難だったりする場合などは、そのまま話し合いを続けようとしても、なかなか解決には至らない場合があります。

 

そのような場合には、弁護士が依頼を受けて代理人となり、当事者の代わりに交渉を行うことで、本人同士で話す場合よりも対立感情が薄まり、理性的な話合いができることもあります。

依頼者としては、他の相続人と直接交渉を行うストレスからも解放されます。

 

また、どうしても交渉ではうまくいかないという場合でも、弁護士が代理人に就いていれば、調停や審判等の法的手続にスムーズに移行することも可能です。

詳しくは、当事務所の弁護士までお気軽にご相談ください。

悩むよりも、まずご相談ください

相続チーム所属の弁護士が、
最大限のサポートをいたします。

無料相談する
フリーダイヤル 0120-15-4640

※ご相談予約以外のお問い合わせは、各事務所直通電話(平日9:00~17:00)にお願いいたします。

※新潟事務所は、土曜日(9:00~17:00)も受け付けております。

対応地域

新潟県(新潟市、新発田市、村上市、燕市、五泉市、阿賀野市、胎内市、北蒲原郡聖籠町、岩船郡関川村、岩船郡粟島浦村、西蒲原郡弥彦村、東蒲原郡阿賀町、加茂市、三条市、長岡市、柏崎市、小千谷市、十日町市、見附市、魚沼市、南魚沼市、南蒲原郡田上町、三島郡出雲崎町、南魚沼郡湯沢町、中魚沼郡津南町、刈羽郡刈羽村、上越市、糸魚川市、妙高市、佐渡市)、長野県(長野市、松本市、上田市、岡谷市、飯田市、諏訪市、須坂市、小諸市、伊那市、駒ヶ根市、中野市、大町市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、東御市、安曇野市、南佐久郡、北佐久郡、小県郡、諏訪郡、上伊那郡、下伊那郡、木曽郡、東筑摩郡、北安曇郡、埴科郡、下高井郡、上水内郡、下水内郡)、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県

ページの先頭へ