北京オリンビックでの日本選手の大活躍に、ドキドキ・ワクワクの毎日。
だからちょっぴり寝不足‥という方もいらっしゃるかもしれませんね。
私たちは、トップアスリートたちの試合後のインタビューを見聞きすることにより、自分の中に、歓喜、落胆、怒りなど、さまざまな感情が湧き起こり、また、時にはそれらの発言を自分の人生と重ね合わせたりすることもあります。
そのような中で、氷の溝にはまるという不運、オリンピック三連覇や誰も成し遂げたことがない四回転半ジャンプ成功への期待というプレッシャーの中で、見事に自分自身を貫いた羽生結弦選手の姿に、感動を覚えた方も多かったのではないでしょうか。
羽生結弦選手の精神的強さの背景には、「ラディカル・アクセプタンス」があるのではないか、という記事を目にしました。
この「ラディカル・アクセプタンス」とは、「受け入れる技術」「自己受容」、つまり、変えることができないものをあるがままに受け止めて前に進む、ということだそうです。
「過去と他人は変えられない」とよく言われます。
起きてしまったことは変えられませんが、「これから」を変える可能性は誰にでも与えられています。
起きたことを無理に忘れようと自分をごまかしたり、現実に目を背けるのではなく、しっかりと今の自分自身に向き合い、考え抜き、怒りや悔しさ等の感情と折り合いをつけていくことで、前に進んで行くことができるのではないでしょうか。
また、自分自身や自分の過去に向き合うためには、頭の中で考え続けるだけではなく、アウトプットすることも大切です。
そのためには、他人に話すことも良い方法ですが、まず、何かに書き記すことをお勧めしたいと思います。
書き記す方法は、アナログでもデジタルでも構いません。
ただ、SNSのように、誰にでも開かれた形式ではなく、限られた人だけ、または自分だけしか閲覧できない形式の方が安心です。
簡単な「3行日記」からでも始められると良いかもしれません。
いくら頑張っても届かない夢はありますし、自分の思った通りにはいかないこと、そして、努力しても報われないこともたくさんあります。
でも、「いま」を受け入れること、「いまここ」の積み重ねが、きっと皆さまのこれからの人生を豊かにしてくれるはずです。
一新総合法律事務所では、過去の自分、そして少し先の自分がどうありたいか、自分のことや財産を誰に託したいかなどを書き留めるための「ライフプランノート」を作成しました。
ご興味のある方には、無料でお送りいたしますので、どうぞ事務局までお気軽にお問い合わせください。