【事案の概要】
父親の遺産分割の事案です。
相続人は、妻、長女、先妻との間の娘の3人、遺産は、自宅不動産のほか、流動資産という内容でした。
【解決】
自宅は、居住している母が取得しました。
流動資産は、依頼人(長女)が全部取得し、異母姉に代償金として流動資産の4分の1相当を支払いました。
【弁護士による解説】
依頼人は、病気のため就労できないという事情がありました。
そこで、母は、生命保険金を取得したことから自宅のみ、異母姉には自宅を除いて流動資産の4分の1(法定相続分)を取得するとの内容で提案しました。
母は、就労できない娘に自分の相続分の一部を譲ることを快く了承されました。
また、依頼人と異母姉は疎遠であったが、異母姉の立場も尊重した提案をしたことで、異母姉からも感謝され、早期の円満解決を実現できました。
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